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2019年10月にIR-1ビザを取得しました。(グリーンカードを取得するためのビザ)2019年の年末に渡米。東京の下町からマサチューセッツに引っ越しました。今までのビザプロセスや渡米後のいろいろを綴っています。(`_´)ゞ

ここ最近のアメリカ

最近、アメリカはコロナ以外で、大変な事になっています。

 

いろいろな場所で行われた抗議運動が暴動に発展したり。この暴動に関してはいろいろな説も出ているので、どう始まったかの事実は実際どうなのか怪しいところがありますが、抗議運動の発端は、先日、ミネアポリスで起きた事件。

 

白人の警官が、白昼、取り押さえた黒人男性の首をヒザで抑えて窒息死させたという事件です。

 

アメリカでの、こういった警官による黒人の人々に対しての不当な扱いは今回が初めてではなく、今までも多々あったので、それが今回の事件をきっかけに、爆発したのかなと思います。先日も、ジョージア州でジョギング中の黒人男性が頭のおかしい白人の親子に射殺されるという事件もありました。日本から来た私にとっては、本当にありえない、信じられないこう言った事がこの国では氷山の一角という事実・・・。

 

私はアメリカに来て、まだ5ヶ月。ひよっこです。そのうちの2ヶ月はコロナの自粛隔離もあり、住んでいるのも白人が多い田舎。自分自身にあからさまな差別的な事件が起きた事は今の所ないし、この国についてはわからない事がたくさんあります。でも、この短い間だけでも、今回の事件だけでなく、この国に根強く残っている白人主義、有色人種に対しての差別というのは一筋縄ではないのだなと日々のニュースなどを通して感じていました。

 

あまり政治的な事はブログには書かない方がいいのかもしれませんが、ここ最近のストレスというか、メディアを通じて感じているモヤモヤがすごいので、吐き出します。

 

私、個人の意見です。今に始まった事じゃないにせよ、日々の言動や行動を見ていると、この国のトップが、白人主義を助長、援護していることによって、ここ数年、より露骨な人種差別が表立っているように思えます。そして、そういった事があっても、心ない、あえて油に火を注ぐような言動が多い。自分の国もそうだけど、国のトップが国民全体のために行動しているように思えない事が多く、彼らは一体、何がしたくて国のトップになったのだろう?というなんとも言えぬモヤモヤな気持ちが沸き起こります。

 

私には父親が黒人の甥っ子が3人います。彼らはジョージアで暮らしていて、黒人社会の中で育っています。多感な年頃の彼らがこれらの事件を見聞きして、どう感じているかを考えると心配です。人種の違う私には理解しようとしても同じようにはできないですし、ただ、彼らのサポートが何かしらできたら、と思うのですが、なかなか難しい問題です。うん、まずは甥っ子たちに手紙を書こう。